トレーサビリティ体系図に必須の条件、明確な内容に比例した、わかりやすいシンプルな体系図です。生産はどの会社、工場で行われ、どの業者が運搬し、どの会社に渡るのか、これらを一枚のシートで表す体系図のことを言います。
これをなくしてトレーサビリティ、すなわち物流はうまく回りません。この体系図はなにも物流だけに限らず、商品を生産し、販売あるいは納品という流れを要する全てのものに流用できます。また、体系図のクォリティーや内容によって、商品開発を行う会社と仕入れる側の会社が、いかに流れを把握しているのかという部分も見えますので、深いところまで話すと会社間の信頼関係にもつながります。
あまり雑なクォリティーですと、仕入れる側としては生産側を信頼してパートナーと感じることは少ないでしょう。

計量器の精度を遡って保証する体系図

計量器の校正を依頼すると、「校正証明書」、「計量器成績書」とともに「トレーサビリティ体系図」添付されてきます。「校正証明書」は計量器を校正した結果、成績書に様なデータが取れたので、この計量器は適正であるというものですが、体系図は、この成績データを出す際に使用した機器自体が適正である事を証明する書類です。
校正する際に使用する機器自体は、何によってその精度が保証されているのかを遡り、最終的には国家標準あるいは国際標準まで遡る事が出来なければなりません。この様に国家標準あるいは国際標準まで遡る事のできる体系図があって初めて、その計量器の精度が信頼できるものである事が保証されることになります。
商店の計りから実験用の機材まで全てこの様な保証がされていなければなりません。

測定器の国家標準指標との関連はなぜ必要か

測定機器を販売するにあたりお客様が気にするのは、その測定方法がいかに正確であるかということ。そして国家標準単位系に対してどの程度関連を持つものかが知りたいところになります。一般にある測定機器の精度を表す指標になります。
原理的に正確どうかマシンの測定方法に依存しますが、トレーサビリティ体系図は基準となる単位は何を元にしたものかを及び測定方法に関する基準としてある単位系と測定器がどの程度正確なものかというものを表すためのものとして存在します。
測定器と言うものは一般の機会と違い長さや重さを測ったりすることが重要になりますその場合測定方法が正確であることそして測定の単位を何を持って作られているかという2つの事柄が重要になります。機械技術に優れている国は大抵この体系図が整備されており逆にこの基準が統一できていない国は残念ながら機械加工と言う面ではまだまだ一流とは言えないかもしれません。

JCSS認定シンボル付校正証明書は、試験所及び校正機関の国際規格ISO/IEC 17025を始め、品質システムの国際規格ISO9000S、自動車業界の品質システムISO/TS 16949等の規格の要求に対応できます。 また、階層的に国家標準にトレーサブルな常用参照標準器の校正は、JEMICのJCSS校正を御利用ください。 トレーサビリティ体系図を知りたいならこちら